ウェルスダイナミクス プロファイルが変わることってあるの?

キャシー
きいて。アンドリュ―。
昨日、私の友達とプロファイルについて話していたのね。
そうしたら、彼女、子供の頃は内向的であんまり人と関わりたくなかったらしいの。
でもね、今は人と話すのも大好きたし、人前で話すのも全然平気なんですって。
プロファイルって子供のころと大人になった今で変わることってあるのかしら?
アンドリュー
なるほど。
確かにカード診断していると、「昔はこんなんじゃなかったんです~」とか言う方によく出会うね。
まず結論から言うと、プロファイルが変わったわけではないんだ。
それなのに本人がそんな風に感じてしまうには理由があるんだよ。

 

ウェルスダイナミクスのカードセッションでお話していると、「昔は直感的だったけど、今は五感的かなぁ?」などのように、過去と現在の自分は大きく変わった、というようなお話を耳にします。

ですが、プロファイルはもともとご自身が持って生まれた特性なので、年齢とともに変化する、ということはありません。

では、どうして人は「変化した」と感じるのでしょうか?

今回の『教えて☆アンドリュー』ウェルスダイナミクスコンサルタントに聞いてみた!はその理由についてお話してみたいと思います。

注: このブログは、ウェルスダイナミクスが大好きで仕方ないアンドリューが、日々学び、独自に突き詰めた内容になります。「ほう。こういう見解なのね」というスタンスでお読みいただけたらうれしいですm(__)m

 

「理想の自分になりたい」という気持ちの影響がでる

まず自分の体験を紐解いてみる、というのが1つのヒントになります。

例えば、自分は「外向的だったのにどうして内向的になっていったのか?」という謎をとくために、過去に何か特別な出来事などのきっかけがあったのか?と、遠い過去に遡って掘り下げて考えてみるのです。

そうするといろいろ見えてくると思います。

例えば、人間は誰しも自分が持ってないものに憧れるということがあるでしょう。

その場合、自分とは逆のプロファイルを演じてしまうという事もあると思います。

 

アンドリュー
僕なんか変なモテ期があったもんだから、そこから間違った路線に乗ってしまったんだ。
そこからもう先生に可愛がれる生徒みたいな位置づけができてしまって、それからずっと学級委員や生徒会役員か放送委員みたいな、とにかく華やかでトップの場にいたんだよ。
みんなをまとめるとか、先頭に立つとか、模範になるとか。
キャシー
ええっ!!!
たしかアンドリューはロードだったわよね。
それじゃあ、まるでスターかサポーターみたいじゃない。

 

子供の頃は特に、自分に本質的に欠けているもの、無いものに憧れて、そこに目線が行きがちです。

そのため、「理想の自分」を演じてしまう、ということが起こるわけです。

みなさんも経験ありませんか?

例えば、本当はインドアでのんびりしているのが好きなのに、元気に外で遊んでいるちょっと乱暴な子がカッコイイ! なんて思い、自分も無理してそういう子たちの仲間に入って「元気でやんちゃな子」を演じてしまうような。

アンドリューのように親や先生などに「期待されている自分」にならなくては、という義務感を感じてしまうと、なおさらそういう自分になろうと思って真逆の自分を演じてしまうみたいなことが起きたりします。

でも、そのうち、何かをきっかけにはたと気づくというか、何かおかしいな?と思った瞬間にクールダウンして、それを続けられなくなる時が来たりします。

そうやって本来の自分のプロファイルのほうに戻っていければまだよいと思うのですが、大人になってからも理想の自分を演じ続けてしまう方もいらっしゃいます。

そうなると、いつも心の片隅で何か苦しいって感じていながらも自分に叱咤激励してがんばってしまう、ということになります。

 

子どものうちは正しいプロファイル診断は出にくいこともある

 

キャシー
アンドリュ―はロードだから、やっぱり小さいころから算数とか得意だったの?
アンドリュー
ところが算数はむしろ苦手だったんだよ。
得意だったのは図画工作とか体育。算数、国語、理科、社会がダメで…。
キャシー
じゃあ、その頃診断してみてもやっぱりスチール系とは出なかったのかしら。
ウェルスダイナミクスでは、6歳までにその人のプロファイルが決まるって言われているわよね。
でも、アンドリューがその頃にロードだったかと言うとちょっと微妙よね?

 

アンドリューのように、理想の自分を演じていたとしても、自分ではそのことに気づいてはいません。

特に子供のころは、「がんばるは美徳」で、無理して当たり前的な風潮が日本にはありますから。

そのため、もしがんばっている子に直接テストをして診断しようとしても、出てくる答えは「理想の自分としての答え」になってしまいますよね。

だから、お子様のプロファイルを考えるときも、表面的なものだけ見てジャッジしようとすると間違えてしまうかもしれません。

「こうかな」と仮定して観察する、を繰り返す良いと思います。

 

きっかけがあって行動を変えてみたらしっくりくることも

 

アンドリュー

当時の僕はロードっぽくなかったけど、やっぱり片鱗はあったと思うんだ。
分析思考という点で考えるとやっぱり理屈っぽかったと思うし、人前で話すの得意だったかって言うと実は得意じゃなかったんだよ。
人前で話せてはいたけど、それは原稿を読んでいただけ。
で、思い出すとやっぱり高学年になればなるほどトーンダウンしていったんだ。多分本質的にはおとなしい子だったんだと思うんだ。
女の子とばっかり遊んでいたし。

キャシー
だとしたら、やっぱりロードっぽかったのかもしれないわね。
アンドリュー

ある日、気になる女の子に言われたんだよ。
男は黙ってる方がかっこいいって。

キャシー
Oh my god!
そのころのアンドリューと真逆のタイプじゃない!
アンドリュー
そうなんだよ(笑)
そうか、じゃあちょっと黙ろうと。
ところが、黙っていることがそんなに苦じゃないと気付いたんだ。むしろなんか普通に出来ちゃうんだよ。
それから元気で活発というよりは落ち着いた男になっていったのさ。

 

アンドリューの場合は、とある女の子の一言(笑)がきっかけで、自分の行動を変えてみたわけですが、やってみたらそっちの方がしっくりきて、出来しまうということもあるわけです。

もし無理していたとしたら出来ないし、一時的に出来たとしても続かないはずなのです。

つまり、「行動を変えたの」ではなくて「無理するのをやめた」というわけです。

こんな風に何かをきっかけにふと思う事があって、それまで努力していった事をやめてみたら、実は頑張っていた自分を抜けられて、あれ?なんか楽だぞ、ということはよくあることなのです。

 

 

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