私アンドリューが興味を持った方にインタビューさせていただくシリーズ。
ディールメーカーの男性の5回目です。
独立したときに今の仕事を選んだ経緯と、今後の展望についてのお話をしていただきました。
営業コンサルという仕事で独立した経緯
小さいときから親が社長で起業するのが当たり前で育ったとか、まったくそういうものでもなく、起業とは全く無縁の人生でした。
会社員の時に、キャリアアップしたい、転職したいなと思ったりはしていました。
「このまま人生終わってもいいのか?」というのがなんとなくあったのが、この道を選んだ理由です。
ただ、この瞬間というものはない気がします。
今は営業寄りのコンサルティングをしています。
この仕事を選んだのは、会社を辞めて何をしようかなと思ったとき、とりあえずコンサルというのを名乗ってみたところからのスタートです。
別に業種にこだわっていたわけではありませんでした。実は何でもよかったのです。
ただ、事業アイディアが思いつかなかったので、身一つできるコンサルタントっていいな、というのが始まりです。
何ができるかな?と思った時に、マーケティングはやってきたし、勉強もしてきたし、セールスもやってきたし、と考え、何が一番仕事が取りやすいだろう、と考えました。
案件を紹介してもらった時に、「営業」という切り口でこういうことがお手伝いできますよ、という提案をさせていただいたのが営業コンサルになったきっかけです。
独立だ! 起業だ! といっても、何か思いつくというのではなく、自分ができることの中から探し、その延長線上にあるものを、会社員として縛られない形でやっていきたいというのがスタートです。
やめる4,5年前から独立したいと思っていたのですが、独立しても絶対やっていけるという確信がありました。
マーケティングとか企画の仕事をしていたのですが、人手不足から、営業の部署のお手伝いをさせられることがありました。
新人の営業マンを連れて得意先にいくという事があったのですが、ものすごく久しぶりの営業の仕事だったにもかかわらず、何の違和感もなくできたし、誰に評価されたわけでもありませんが、他の人より出来ているという自信がありました。
その時、会社員というステージよりももう一つ上のステージでやりたいな、と感じたのです。
自分自身に納得できる生き方ができる人を増やしたい
他人の人生を終わらせることに何の抵抗もない人って怖いと思うのです。
そういう人たちは、どうやってもうまく行かないとかそういう人だったりするのだと思います。
世間にひねくれた目線がないのは、自分が恵まれたところにいるからかもしれません。
人って楽しいこととかしてたり、幸せだなと思っていら、人の人生に影響するようなことをするとか、ネガティブな事をするとかはしないと思うのです。
幸せにとか楽しくとか、自分自身に納得する生き方をしてたら、卑屈な物事の味方をしないと思うのです。
だから、そういう人を増やしたいし、自分もそうありたいと考えるようになり、それをビジネスにしていきたいと考えるきっかけになったのかもしれません。
「強みで生きる人たちを応援していく」というビジネスにシフトしていきたい
今、クライアントの売上を伸ばすための支援をする仕事をしています。
営業的な観点で、営業マンの教育とか育成とか。マネジメントのような感じです。
人に寄り切っているので、サポーター的な仕事ですね。
ヒューマニックなところが強いので、労働に時間をとられてしまいます。
人前で話したりとか、人と話すことは嫌いじゃないし、目立ちたくはないけれど嫌ではないので、セミナーなどの大勢をターゲットとするビジネスの方にシフトしていきたいな、と思っています。
そこに強みで生きるという人たちを応援していく、というビジネスがうまくマッチングするかなと。
自分がフロントで、パートナーがスターなんですが、コンサルとか裏方で入ってもらいます。
彼は、スターですが、戦略が得意でスターを作るスターだという解釈のようです。
自分が前に出るよりは、敵を作りにくいタイプの自分が前に出た方がいいと考えているようです。
自分の中に、目立ちたくない、人前に出たくないというブロックがあるのですが、それを取っ払っていかなくてはならないと思って、戦っているところです。
「目立たなくてはいい」のはなくて、「目立ちたくない」のです。
人前で話すという行為は嫌いではないし、人よりうまくできるとは思うのですが、ネガティブなものに触れられたくないのです。どうでもいい声を聴きたくないわけです。
ビジネスの世界なので、ニッチだからちょっと違うのでしょうけれど。
ある意味ファンビジネスになると思いますが、ありのままの自分でいようと思っています。
キャラを作ると疲れてしまうので、こんな自分でいいといってくれる人たちが増えたらいいな、と思っています。