カード診断をしているとね。
「心の底からやりたいと思うことが見つからないんです・・・」
っていう人が多くて。
って聞かれちゃうと、なんて答えていいのか・・・
そこはいい答えを差し出してあげたいところだね。
ということで、今回の『教えて☆アンドリュー』ウェルスダイナミクスコンサルタントに聞いてみた!は、「心の底からやりたい! と思うことを見つける方法」についてお話してみます。
注: このブログは、ウェルスダイナミクスが大好きで仕方ないアンドリューが、日々学び、独自に突き詰めた内容になります。「ほう。こういう見解なのね」というスタンスでお読みいただけたらうれしいですm(__)m
スポーツでも自分の特性・役割を自覚している人が選ばれる
チームでプレーするスポーツにはポジションというものがあります。
例えば、
サッカーでいうなら、
キーパー、ディフェンダー、サイドバック……
野球なら、
ピッチャー、キャッチャー、ファースト、ライト……
バレーボールなら
セッター、センター、アタッカー、リベロ……。
それぞれのスポーツのチーム内のメンバーにはそれぞれ明確な役割があって、物理的にも、受け持つエリアというものが決まっています。
レギュラーメンバーは、その人の特性にあったポジションについているわけですが・・・
もし、あなたが監督だった場合、どんな風にチームメンバーを選出しますか?
また、どんな風にチームを編成しますか?
多分、こういう選手は選ばないでしょう。
「私はどのポジションがいいでしょうか?」
「自分のポジション迷ってるんです……」
自分の得意な事がよくわかっていなかったり、自分のことなのに相手に依存する、というような人ですね。
こんな選手も微妙ですよね。
「監督、どこでもやります!」
どこでもよい=何でもできるではなくて、突き抜けたものはなく、ただレギュラーになれればよい、というスタンスですね。
自分の役回りをわかっている選手のことを選びますよね?
「監督、私なら得点取れますよ!」
「監督、俺なら絶対守り切ります!」
こんな風にはっきり言いきれたなら、
「そうか! じゃあ、頼むぞ!!」
と、なるのではないでしょうか?
つまり、自分の才能が分からない選手はポジションを特定することができず、自分でポジションを表明できない選手はチャンスを与えられることもないわけです。
そもそも、自分の才能、ポジション、役割を自覚している選手はポジションの話なんてしません。
自分のいる場所、与えられたフィールド、関わるメンバーの中で
自分には何ができるか?
どんな働きができるか?
そこを考えています。
自分がどこにいて、どのタイミング、どの場面でどんな活躍ができるか?
それをわきまえているからこそ、成果を期待され、活躍の場を与えられるということになります。
そうやってレギュラー選手は特性・技を磨き、どんどん実践し経験値と実績を重ねていきます。
結果、圧倒的な実力を持った不動のレギュラーとしてあり続けるわけです。
スポーツもビジネスも、チームプレーであり、実力が問われる世界です。
まず初めに自分の特性に対する自覚を持ち、才能を表明すること。それがスタートです。
やりたいことを見つけるには自分の特性を知ること
高度成長期以降、個性よりも歯車になる平均的な人材を求めてきた日本。
小さい頃からそんな義務教育の世界で育ってきた私たちは、特性を伸ばすどころか”すべてが平均的にできる人間になること”を求められる環境に慣れてしまっています。
現代でも、社会に出て大部分の人が巻き込まれてゆく、サラリーマンという生き方は、特性がなくてもやっていける世界かもしれません。
でも、これからの時代はより”個性”が求められます。
個性というのは、特性を磨き、自分はこれができる!と言い切れる力だと思います。
AIが普及する未来ではさらにそんな状況が加速するでしょう。
才能を明確にすることと替えの効かない人間になること。そして心の底からやりたいと思うことは、どこかで繋がっている気がします。
それを見つけるためには自分と向き合う必要があります。
自分の才能、特性は内面にあるものであり、あなた自身でしか覗くことができないもの。
だから自分のあり方を「決める」必要があるのです。
あなたのことは、誰も教えてくれません。
あなたの特性は、あなた自身でしか特定できません。
心の底からやりたいと思うことを見つけられるのは勇気をもって選択できる人だけなのかもしれません。
まずはほんの少しの持って、自分の特性を探してみませんか?
特性を知った上で、自分のあり方を決める。
そうすることで本当のやりたいことが見つかるんじゃないかな。