野球少年

スポ少入団

小学校の3年生からスポーツ少年団に入団。

野球を始めた。

 

体を動かすことが大好きだったのと、

道具一式を買い与えてもらえるのが嬉しくて、張り切って入団した。

 

本当は野球は好きでも、嫌いでもなく、

ただ父親の勧めで入団したところが大きかった。

1年中、野球

土日はもちろん、夏休みや冬休みも、ほぼ毎日野球だった。

 

夏休みには、炎天下で倒れるまで練習させられた。

グランドに出ると暑さで頭がボーッとする。

 

いつも暑さにやられて、ベンチで横になる奴が数人出る。

 

冬は冬で、やたらとマラソンをやらされた。

 

僕は短距離が得意だったので、長距離は苦手だった。

苦しい思いしながら、なおかつ長く走り続けることの意味がわからない!

だからマラソンを好きになる理由がなかった。

 

ただ、子供時代に理屈もなしに練習に没頭することを通して

忍耐力とか、努力する姿勢が培われたと思う。

頭の中はいつも真っ白

とにかく試合の時は緊張してた。

 

バッターボックスに立つと、毎回、心臓はバクバクしていた。

バットを振るときは、いつもフルスイング。頭の中は真っ白。

 

バットを振り切って気がつくと、内野ゴロだったり、レフト前だったりする。

 

 

父親が試合を観に来た時は、その緊張は倍になった。

なにせ、父親からは褒められたことがなかった。

怖い父親だった。

 

 

「野球を楽しもう!」とか、考えてバットを振った記憶がない。

それくらい、いつも一杯一杯でプレーしていた。

 

小学生ながら胃がキリキリしてた。

 

あれでプレッシャーに対する耐性が鍛えられた。

「仲間」とか意識したことなかったけど

社会人になって、あの頃のような関係性を失って気付くことがある。

 

子供の頃は、周りに仲間がいることが当たり前だった。

当たり前すぎて「仲間」とか、あんまり意識したことなかった。

 

けど、一緒に泣いたり、笑ったり、励ましあったりしたあいつらこそ、

間違いなく仲間だった。

 

厳しかったけど、練習をサボらず続けられたのも仲間がいたからだと、振り返って思う。

 

へんな思惑とか、駆け引きとかない、同じ年の仲間同士って、あの頃しか味わえないものだったんだな。

 

照れずにもっと、クサイことやっときゃよかったかな……。

 

 

 

 

オヤジさん達に感謝

 

あの頃練習を教えてくれた監督やコーチって、みんなの父親だった。

 

監督はおーちゃんの、コーチはゆうすけ、ふわちょん、ゆうちゃんの父親達だった。

 

自家用車だって、道具や子供を運ぶためにオヤジさん達はみんなワゴン車を購入。

 

みんな仕事の合間を縫って、休みも返上して、子供達のために真剣に付き合ってくれてたんだなと思うと、涙が出て来る。

 

 

ほんと、知らないうちにいろんな人に支えられていた。

 

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