私アンドリューが興味を持った方にインタビューさせていただくシリーズ。
今回は、ディールメーカーの男性です。
1つ目は、今後の仕事のビジョンについてや、強みを活かしてニッチトップを狙うという事についてお聞きしました。
今後の仕事のビジョンは?
自分の強みを活かす、強みで生きるという人たちを増やしたいなと最近思っていて、それを仕事にしたいなと考えています。
今まではセールスのコンサルとかマーケティングのコンサルだったので、toBでしたが、toCで、自分の強みを活かして仕事ができるとか、生きる人たちを増やしていきたいです。
そしてそういう人たちに新しいビジネスのアイディアを教えるとか、ビジネスパートナーになるとか、そういうのもありかな、と。
まずは個人の強みを見つけて、発掘して、マネタイズさせる、というところまでをやっていきたいと思っています。
もともと持っている能力が一人一人違うという事に子供時代から気づいていた
ビジネスというところまでは考えてはいませんでしたが、ずっと、ちっちゃいときから考えていました。
小学校のときとかに、同じ学校の授業を受けているにも拘らず、勉強ができる子とできない子が生まれたりとか、特に練習したわけでもないのに生まれつきかけっこが早い子とそうでない子がいるとか。これって才能だなって子供ながら考えていました。
もともと得意な子がいて苦手な子もいてという認識があって、練習したら得意な子たちより上に行ける、ということに違和感を感じていました。
自分はどうやっても絵がうまくならない。それは気にならなかったのですが、でもなんかこれってたまたまだな、と。
かけっこは練習しなくても速かったので。
みんなそれぞれ得意なものと苦手なことがあり、得意な事の方が人より目立てたりとか、存在価値を出せるとかそんなことを思っていました。
小学校の時に足の速い人がいましたが、それは練習をしてというわけではなくて、もちろん磨くのでしょうけれど、そうでない人とはスタートの時点で違うわけで、背が低いとか高いとかと同じようにもともと持っているものだと思うのです。
すべての人に同じ目標を持たせることに疑問を感じる
以前メジャーのホームランバッターの身長体重を調べたことがあります。野球って体が大きい方が有利な気がして。
野球ってパワーのスポーツなんだな、やっぱりと。
もちろん小柄な人でもやれるポジションとかもあるわけですけど。
体が大きく生まれなかった人は、ホームランバッターを狙ってはダメなんじゃないかなと思うのです。
全員にホームランバッターになるための教育っていうのがなされていて、それは違うんじゃないかと思うんです。
最近認定コーチングの資格をとったストレングスファインダーのテストの結果に「個別化」という資質が出ていまして、それは人は一人一人は違うからカスタマイズした方がいいんじゃないかって考えられる資質なんです。
だからこんなことを考えるのかもしれません。
体が大きい人と同じ打ち方を真似する必要はないし、やっぱり体が大きい方が有利なのは事実としてあるから、体が大きくないのであれば、勝つにはホームランを狙わない方がプロ野球としては生き残りやすい。
ただ、ちっちゃくてもホームランが打てれば、”ちっちゃくても打てる”という夢を子供たちに与えることができて、成績には残らないエンタメ的な要素は出てくるので、興行スポーツという観点ではそれもありだとは思います。
ですが、体の大きさに合わせてプレースタイルを変えた方がいいだろうな…とは思うのです。
ニッチトップを狙うという生き方
憧れるのはホームランバッターであり、サッカーでいうとフォワードとかストライカーだと思います。
ただ、全員が全員それができるわけではないので、どういう風に生きていくかって言うと、セグメントしてターゲッティングして、ニッチなところでトップになるというやり方が、「強みを意識して生きる」というところとリンクしていると思います。
お笑いが好きなんですけど、お笑いタレントの売れ方を見ていると、王道はいかないんですよね。
いってもその先には別の先輩がいるので、モノマネとか違う売れ方を模索するんですよね。
みんな王道には憧れるので、ダウンタウンになりたいわけです。
でも、無理だから、ちょっと違う方向にずれるわけです。
憧れと実際になれるのは違うので、ホームランバッターになろうと思ったけど、自分には体格も才覚もないから、短く持って当てていこうとか、守備で見せようとかするわけです。
一番派手なところな憧れはするんですけど、それで食べていくってなったときには、自分の特性を理解した方が全員うまく行くんですよね。
イチローがそうじゃないですか。
ホームランも打てるけど、2割5分で40本打つよりは、3割で10本でいい、その代わり盗塁も守備も完璧なトータルプレイヤーとしてやる、というのが素晴らしい。
各個人も、自分も含め、ニッチトップになれるような領域を見つけてやっていく方がいいな、と思うわけです。