最近の子供の進学塾とはどんなものなのか?
と塾に関する記事を色々と調べていたところ、こんな情報を目にしました。
塾に通うことで潰れてゆく小学生がゴロゴロといる!Σ(゚д゚lll)
そんな実態があったとは……
塾に通うことで、ついていけずにつぶれる子供たち…
進学塾の指導法が過酷すぎて、それについていけない子供は身体も心も潰されてしまうというのです。
驚いたのは、
お勉強についていけないのではなく、その進度・学習方法についていけない
という事実です!
そう、
頭脳の問題よりも、まず根性が必要。
という一面が、最近の小学生が通う学習塾にあるようです。
僕は野球少年だったので技術よりもまず根性がないと仲間として認められないし、選手としても活躍の場面を与えてもらえないことをノリで覚えました。
まあ、スポーツの世界のことですからそんなスタイルがしっくりきますが、
お勉強する!?
学習塾で!?
……そこに根性が必要なんですかっ!?
少し違和感を感じます(@_@)
時代が変わったんですかね。
今どきの学習塾というものは
今どきの学習塾というのは例えばこんなスタイルのようです。
関西で人気の某大手進学塾では、
夏季や冬季の講習の授業は朝9時から夜8時まで!
しかも講義はノンストップ!
だから子供たちはお弁当を2つ持参!
しかもなんと!
塾から帰宅した後も、
深夜1時まで勉強するのが当たり前
という徹底的な学習環境。
どこから見ても、ザ・ど根性です。
がんばる子が壊れていく…
つまり勉強ができる、できない以前に
まず、体力があり、かつ負けん気の強い子であることがこの学習塾の世界で生き残るための必要条件です。
当然ながら、
体が弱かったり、
性格的に合わない子供は
授業についてゆけない。
でも、そこで頑張ってしまうのが、なんでもそこそこにこなせてしまう、対応能力のある子です。
親の期待、
友達との関係、
先生や環境への順応……
子供は自分の限界をまだ十分認識できていないので、振り切るまで頑張り通します。
でもやっぱり無理していると、
上手くいかないし、成果も出ない。
結果、壊れてしまう……。
ある程度の負荷が必要なのは理解できます。
ただ大事なのは負荷の「種類」と「程度」ではないかと私は思うのです。
子どもにうまく生き抜いてほしいと思うなら
“先行き不透明な時代だけど、子供にだけはうまく生き抜いて欲しい”
親としてはそう願いますよね。
その願いをかなえる方法のひとつは、
自分の子供にどんな才能のタネが宿っているか?
をいち早く見つけてあげることです。
そしてそのタネに適した「養分」と「環境」と「負荷」を与えてあげることです。
それだけでも子供は救われると思うのです。
そして、子供のタネを見つけてあげられるのは基本的には親です。
どうしてかと言いますと…
いちばん長く子供と接する時間を持っている大人だからです。
子供の特性を見つけてあげることは実はそんなに難しいことではありません。
ちょっとしたコツを知れば。
本当にちょっとしたことなんです。
例えば、その子が
外向的な子供なのか?
内向的な子供なのか?
この視点を持って接してあげるだけで救われる子供はたくさんいます。
親が子供の特性を見つけてあげる「鍵」を握っているのです。